消費者・生産者の皆さまへ

お米を購入する側の皆さまへ
(消費者の皆さまへ)

数あるサイトの中から《八方つながり》を見つけて頂き、誠にありがとうございます。
私たちが八方つながりを立ち上げたきっかけは、「お米農家さんを助けたい」という、少しおこがましい気持ちからでした。
肥料や農薬の価格高騰に加え、作り手の高齢化、後継者不足、異常気象など、お米農家さんにとっては辛いと思われる現実を前に、消費者が買い支えてあげようという気持ちでスタートさせたプロジェクトでしたが、農家の皆さまのお声でハッとしました。

農家さんは、「お米(商品)を買ってくださる方のお顔がわかれば、もっと美味しいお米を作ることができます」とおっしゃったのです。

確かに、農産物や商品を購入することは農家さんや作り手さんを買い支えることにもなりますが、私たちが目指すのはもう少し先の関係性。
「作ってくれてありがとう」「買ってくれてありがとう」の循環から、その「消費者」と「生産者」の垣根を少しずつ超えた、みんなで手作ってみんなで地域を共有するという、消費者と生産者の境目があいまいな関係性。
その関係性に、今までの行き過ぎた資本主義で置き去りにされた“何か”があると思っています。

八方つながりで取り扱う商品に、安価なものはありません。
大手スーパーなどで流通しているものと比べれば、はるかに高価な商品ばかりです。
それでも、その価格の向こう側にある、作り手さんの苦労と手間と想いに価値を見出しご購入をご検討、あるいはご購入下さったことをとても嬉しく思います。

もしご興味があれば、次は各地で開催される作り手さんの体験イベントに顔を出してみてください。
もし、自分が手伝って手を入れた田んぼのお米を食べたら…。
そのお米がたくさん売れたら…。
同じ作業、同じ空間、同じ達成感を味わうことができる人達と繋がっていけたら…きっと今までとは少し違う人生の喜びを見出せるはず。
そして、そこはもう、私たちが目指す“少し先の関係性”。

一つの関係性が、また別の関係性をもたらし、そのつながりは四方八方へ。
《八方つながり》を通して貴方とご縁を頂けたことに深く感謝申し上げます。

消費者の皆さまへ01
消費者の皆さまへ02

お米を生産する側の皆さまへ
(生産者の皆さまへ)

まずは、いつも丹精込めたお米を届けてくださり、私たちの生活、ひいては日本を支えてくださり、本当にありがとうございます。
私たちは、地域支援型農業(CSA)に着想を得て、お米で繋がり地域で支える農業を目指している会社です。

昨今の肥料や農薬の価格高騰に加え、作り手さんの高齢化、後継者不足、異常気象など、農家さんを取り巻く環境は年々厳しくなってきていると感じています。
そんな中でも、お米を作ってくださっている農家さんが安心してお米を作れる環境を作りたいと思い、慣行農法から有機栽培や特別減農薬米、自然栽培などに転換する農家さんには最低保証をつけたり、農家さんの田んぼをお借りして体験イベントを企画、実施したり、農家の皆さまと共に活動して参りたいと思っております。

また、八方つながりが目指す、他販売サイトとは一線を画す部分として、「技術継承」も視野に入れた取り組みをしていく予定です。この八方つながりの立ち上げにおいて様々な農家さんとお話させて頂き感じたことは、それぞれの農家さんが最大限の知恵と工夫を駆使してお米を作って下さっているということ。
それはまさに、継承すべき尊い教えだと感じています。その尊い教えを後世に伝えるべく、八方つながりの活動に際しては少しお力をお借りすることもあるかもしれません。時に、煩わしいとさえ思うかもしれません。それでも私たちは、農家の皆さまの想いごと、たくさんの方のお手元にお届けしたいと思っております。

私たちには、たくさんの心強いメンバーが集まっています。商品を販売するサイトは、農家さんそれぞれが持つ「物語」をたくさん表現できるサイトを選びました。その「物語」を表現するライターさんもいます。宝物である商品を、より魅力的に見せてくれるカメラマンさんもいます。たくさんの方が私たちの活動を見て下さっています。

皆さまに作って頂いたお米や知恵、技術などの宝物を、たくさんの方のお手元にお届けしたい。
その一心でできたのが、私たち八方つながりです。

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生産者の皆さまへ02